まいにち合宿 パート4

『まいにち合宿』5日目(最終日)のスタートは「カレー作り」です。練習もしていたのでスムーズにできました。ペットボトルのフタで皮を剥いたり、包丁で野菜を切りました。毎年、七輪に火を熾してカレーを煮るのですが、今年は給食の先生にお願いしました。夕食は園庭で食べました。美味しくできたカレーと給食室の先生が用意してくれたデザートのパフェをお腹一杯いただきました。

 夕方、お風呂にも入りました。おんぽいの湯の素が入っていますが、『こばと温泉』です。今年は“湯もみガールズ”が♪ここは良いとこ一度はおいで~♪と湯もみをしてくれました。

 そして夜(夕方)、夜さんぽで八幡神社へ出掛けました。合宿までの取り組みの中で、八幡神社に住んでいる赤目と手紙のやり取りをしてきました。合宿の夜に良い物をもらえるから、八幡神社へ行く約束になっていました(小さい子の分も誰のものをもらうか決めておくようにも言われました)。はじめは外もわりと明るかったけれど、ちょっとこわくてドキドキした子どもたちです。八幡神社の階段を上がっていくと、扉がありました!上まで行くと自分の中で勇気をもって一歩前に出ると気持ちの強さをどの子も経験しました。赤目との出会いも、ただ怖がらせるだけではなくて、その取り組みの中には、当日を迎えるまでの過程があり、おもしろさや友だちとの共感する気持ちがたくさんありました。

 子どもたちが楽しみにしていた花火は「はじめて持ってやった!」「きれい!!」とどの子も目をキラキラ輝かせていましたよ。

 毎年、合宿で大切にしている,たのしい・うれしい・みんなでやる喜び・そして、家族の中でも保育園の友だちの中でも、自分がかけがえのない存在であることを感じることができた一週間ではないでしょうか。今年も「合宿、もう一回やりたい!」という子いました。その言葉は、この合宿は大成功であることを物語っていると思います。 

 0歳児から4歳児の子どもたちが合宿に向けて、いろいろな形で応援のエールをくれました。合宿に取り組む5歳児の姿にあこがれのまなざしがつながっていくといいです。