節分
今日は節分の日でした。
オニからの手紙をもらった日から今日までいろんな取り組みをしながら、子どもたちは自分の中にあるムシ(弱い虫や悪い虫)に向き合って「鬼に取ってもらう!」でも、本当に鬼が来たらこわい!
だから、鬼の嫌いなもの(あせぼの木、びんかの木、柊、鬼札、いわし)を用意したり、おうちから持ってきたり、かやの木保育園の裏のむしゃむしゃの森に取りに行ったりしました。
昨日は畑で取れた大豆を炒りました。これは、豆まき用です。今日は年の数だけ食べるように炭火で豆を炒りました。そして、鬼の嫌いなびんかやあせぼの木を燃やして、二つの音の違いを聞きました。
「鬼はこの音が嫌いなんだよ」「柊は燃やしても音がしないけど、とげとげがあるから、おにの目パチクリンコって言って、目に刺さると痛くて逃げていくんだよ」と話を聞きました。
そのあと子どもたちは部屋に入って、「年の数の豆」を食べていると・・・
門の方から赤鬼と青鬼が!
鬼たちは5歳4歳3歳2歳1歳の順に部屋を回っていきました。子どもたちの「鬼は外!福はうち!」の歓声と豆まきに退散した鬼たちでしたが、「みんなの悪い虫をとってやる!」と言って、遊戯室の前にどんと腰を掛けていました。
子どもたちは二人でペアになって鬼のところに行って自分のムシを取ってもらいました。
自分の番が来て取ってもらうと、それまで心配そうに見えた顔が晴れ晴れとしているのがかわいかったです。
最後に先生たちも順にムシをとってもらいました。
鬼さんとのお別れは「ばいばーい」「またね」とか言っている子もいました。
(鬼は理事さん監事さんがやってくださいました。ありがとうございました。)
七輪でイワシを焼いてもらって食べました。いいにおいがしてきて、子どもたちは炭火のにおい、豆を炒るにおい、イワシを焼くにおい・・・嗅覚も抜群にはたらいた一日でした。